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はじめてでドタバタな夜と、その後のこと
第5章 ベッドの中でも、いつもの二人で?


「ん、ふ……うふふ」

 突然、笑い出した寺井に、僕は呆気に取られてしまう。

「て、寺井?」

「ご、ごめん……ちょっとね……あはははは」

「あの……気持ちよくなかった?」

「そうじゃないの。くすぐったいけど、なんかきゅんとする感じはあって……それでいて、なんか急におかしくなっちゃってさ」

「それは、どうして?」

「だって赤ちゃんでもないのに、赤ちゃんみたいに乳首に吸いついてくるんだもん」

「また、そうやって僕のことバカにして!」

「だから、ごめん。それに気持ちよくなかったわけじゃないの。それと、なんか不思議な感じがする」

「不思議って、どんな風に?」

「赤ちゃんいなくて母乳も出ないのに、乳首を吸われてる自分のことがとても不思議。よくわかんないけどね。頭の中がボーっとして、もしかしたら少しだけ幸せな気分になってるのかも」

 へえ、そんなものなのか。そうは思いながらも、だからってにこやかに笑われてばかりもいられない。なにしろ僕たちは、セックスをしようとしているのだから。

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