この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
はじめてでドタバタな夜と、その後のこと
第6章 予期せぬオマケと、それからの日常とは?


     ◆     ◆

 暫くベッドで横になった後、眠れなかった僕はベッドを起き出す。静かに寝息を立てている寺井を起こさないように、バスルームに向かった。

 バスタブにお湯を張ると、身体を流した後でゆっくりと浸かった。心地よい温度の中でリラックスをしながら、この夜にあったことを順に頭に思い浮かべてゆく。

 僕と寺井が、まさかあんなことになるなんて。霧がかかったような視界の中で、今夜の出来事が夢のように感じられた。

 緊張と疲れからか、ふっと意識が遠のくような感覚に苛まれている。

 はじめてのエッチを終えて、この後のことを語るのは、もしかして蛇足であるのかもしれない。だけど、少しだけ物足りなく感じた人のために、これは言わばオマケであるのだ。

 湯船の中で、ゆらゆらと、眠るか眠らないかの感覚。そんな中で僕の耳は、シャワーの音を聴いている。どうしてだろうと思いつつも、目を開けるのが少し億劫だった。

 そうしていると、ちゃぷんと音がして、狭いバスタブの中に脚が入ってくる。

「お湯の中で寝ると、風邪ひいちゃうよ」

「て、寺井……?」

/99ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ