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戦場に響く鈴の音
第12章 混乱
「鈴は間違いなく女子だ。女子として、これからも俺と居たいと鈴が望んだ場合、鈴は俺の妾になる。」
流石にこれ以上の関係において天然仔猫を勘違いさせたままという訳にはいかない。
「妾とは…小姓とは違うのか?」
「いや、小姓のまま妾になる。ただ鈴がどれだけ望んだとしても俺の本妻にはなれない。誰かの本妻になりたければ黒崎の娘となり、雪南や直愛に嫁げば良い。」
そこまで説明すれば鈴が俺の口を塞ぐように唇を押し付ける。
俺の口の中を探るように入って来る小さな舌…。
お互いの絆を確認する為の口付け…。
涎を流した可愛らしい口が俺から離れる。
「鈴は神路のものだ。他には行かぬ。」
俺を縛り付ける言葉を鈴が囁く。
「なら、俺の好きなように仕込んでやる。」
「仕込む?」
「俺だけのエロガキで居ろって意味だ。」
学問だけはやたらと出来るくせに、世の事に疎い鈴に笑いが込み上げる。
細い首筋へ唇を這わせて舐め上げる。
眼を細める鈴が恍惚とした笑みを浮かべるだけで興奮する。
類希なき美しい少女を俺好みの女に育て上げる。
何も持たずに生きて来た俺が唯一手に入れた少女…。
その麗しき顔を歪めて俺だけが与える快楽を強請る女になると想像するだけで興奮が治まらない。
「神…。」
ハァハァと小さな吐息を漏らし、俺の魔羅に自分の股間を押し付けて淫らに踊る少女の身体を撫でてまさぐる。
小さな股間の割れ目が熱を帯びて溶けてく。
鈴の中へ魔羅を押し挿れたいという衝動と、まだ初潮の無い幼子を迂闊に手篭めには出来ないという道徳心が葛藤する。
「きもちぃ…い…。」
快感に溺れ、身体を仰け反らせて悶える鈴の乳首に口付けをして舌で転がして弄ぶ。
自分の陰核を魔羅に絡み付けて卑猥に乱れる美しい少女を何があろうと決して手放す事はないのだろうと確信する。
俺と鈴が奏でる情愛はたった今、始まったばかりだった。