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第19章 強欲

「アーッアーッ…。」


敷物の毛皮を握り締め、開かれた足でつま先立ち悶える。

眼を見開き、腰を浮かせて狂おしいほど悶え続ける鈴の身体を逃がしはせぬと抱き締めて責める。


「あぁ…、待っ…て…。」


鈴が背を向けて逃げようとすれば


「待たぬ…。」


と鈴の尻から竿で身体を突き上げて捕獲する。


「いやぁ…、変になる…。」

「なれば良い…。」


羽交い締めする鈴の身体を撫で回し、コリコリと固くなった乳首を指先で弄びながら揺れる腰が魔羅を鈴の子宮へ叩き付ける。


「あぁん…あぁん…。」


甘い声に興奮が治まらない。

もっと鳴かせてやりたいと乳首で遊ぶ手が鈴の股間へ移動する。


「らめっ！」


そう叫ばれても俺の指先が鈴のクリトリスに触れる。


「ンッ…クーッ！」


再び、鈴が身体を戦慄させる。

半開きになる唇が微かに震えて、美しい顔が溶ける。

鈴の腟痙攣が俺の魔羅を締め付ける。

白い太腿へ鈴が流す愛液が滴り落ちる。


「もう…無理か？」


笑って、そう聞けば金色の瞳が俺を睨む。


「意地悪…。」


と拗ねた答えだけが返って来る。


「鈴のイク顔が好きだ。可愛くて堪らない。」

「そんなの…。」

「好きだよ…、鈴が好き過ぎて止められない。」

「アンッ！」


股間に被さる手が再び鈴の陰核を愛撫する。

魔羅が体内をゆっくりと掻き回し、小さな子宮を押し上げる。


「ああっ…いぃ…、そこ…。」

「これが好きか？」

「神路を…感じるっ…、いっぱい…気持ち…いぃ…。」


何度も込み上げる射精感をギリギリの中で堪え続けて、鈴との繋がりを維持する事だけを考える。