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ダブル不倫 〜騙し、騙され
第2章 プロローグ
 コツ、コツと革靴の踵が地面を蹴る音がして、ピンポンとインターホンの呼び出し音が鳴った。修一の足音だ。この音を何年も聞いてきた優子にはすぐに分かった。
 
 解錠のボタンを押す。いつもは優子が玄関ドアを開けに出ていた。
 
 ――何か、気づくかしら……。
 
 エアコンで温められた空気に冷たい空気が混ざる。
 
「おかえりなさい」
 
 心なしか頬が赤く見えた。修一の目を見た。夫の目がすっと放れる。
 
「ああ、ただいま……。ああ、ちょっと風呂、入ってもいいかな?」
 
 ――いつも「腹減ったー」って言うくせに、風呂に入って女の匂いを消すつもりだろ!
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