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親愛なるご主人さま
第7章 菜穂子の手紙6

鞭が振り下ろされる前に観念して菜穂子は犬がチンチンするように踵を上げて腰を下げ両足を広げる“そんきょの姿勢”で、奥様に教えられた通りの口上を申し上げました。
「仁様、薫様・・・菜穂子の・・改造手術をして感度が良くなったマゾ牝オマ〇コをご覧くださいませ・・・」
「おおっ・・」
仁様の驚きの声と薫様が「ゴクリ」と唾を飲む音が聞こえました。
何もかも剥き出しです。
仁様はその場でしゃがみ覗き込むようにご覧になっています。明るい秋晴れの日差しに照らされ、パイパンの丘をそよ風が撫で上げるように吹いて通ります。
ヒュ~~
金のピアスリングが揺れました。
「ぁあぁああああ・・」
思わず声が出てしまいます。薫様は瞳をキラキラと輝かせながら瞬きもせず大きく両目を開き凝視しています。
「ぁああああ・・・そんなに、見ちゃいや・・・」
菜穂子が思わず発した言葉はあの日のマミさんが発した言葉と一緒でした。
瞬きせず大きく見開いて凝視する薫様の目は、あの日マミさんを見つめる菜穂子の目と同じだったはずです。
そうですご主人様。J先生に菜穂子のアソコに改造手術をしていただいたあの日のことです・・・
あの日、長い西日が差す夏の終わりを告げる気怠い8月最後の日の午後・・・
術後の痛み止めと睡眠剤の作用で深い眠りから覚めると、菜穂子は手術した産婦人科の内診台からゆったりしたベッドに移されて仰向けに寝ていました。仰向けというより斜め上向きで、ベッドに背もたれがあり、リラックスした姿勢です。全裸で手足はそれぞれベッドの4つの脚に縄で固定され動くことはできませんでした。しかし手術の時にずっと巻かれていた黒い目隠しは外されていて・・・・私の目の前には天井から垂らされ、鎖で両足をM字に大きく開脚させられたまま吊るされて、ゆらゆらと揺れているマミちゃんの姿を見ることが出来ました。
「マミさん・・ですよね?」
菜穂子がそう言って疑いながら呼びかけたのはマミちゃんが目隠しをされて顔を半分隠されていたからですが、無毛の股間をM字開脚で晒され吊るされている目の前の女性がマミちゃん以外であろうはずがありません。
「あ、はい。ナースのマミでございます。お目覚めになったのですね。菜穂子様」

