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親愛なるご主人さま
第7章 菜穂子の手紙6

 目隠しの下はまだきっと幼顔なのでしょう。にも拘わらず派手な赤いグロスで彩られ、喘ぐ度に開く小さな唇は、まだ蕾だった花を無理やりに開花させて上客の観賞用に飾られている生け花のケシの花の様でした。


「ペンダントが付いてぶら下がっているリングは・・・ラビアリングと申します。もう1つの・・・・・くい込んでいる方は・・・クリリング・・・でございます」

 第三者にその部分を見せるときに言う口上として、きっとJ先生に教え込まれたのでしょう。マミちゃんは喘ぐように言うと、リングが食い込んで根元を絞られたクリトリスをヒクヒクと蠢かせ、泉から湧く水のごとく次から次に愛液を溢れ出しています。ペンダントのルビーは濡れて赤い輝きが益々妖しく、2つのリングも濡れた光を放ち、黄金の輝きを増していました。

 マミちゃんと私がハァハァと息づく音が収まり、無音になって恥ずかしさが増す部屋の静寂の中で、菜穂子が耳を澄ましていると小さくヴィ~ンウィ~ンと鳴る音が聞こえてきました。

(なんの音だろう・・・)

「あっ!」

 すぐに見つけました。ルビーのペンダントの陰になり正面からは隠れていたのですが。マミちゃんのアナルから短いコードが垂れています。コードはお尻から背中側に回っているので見えにくいですが、アナルの中にローターが入っていて、静かに強く暴れているのが想像できました。



「ぁぁぁぁ・・・・ぅっ・・・ぁんん・・・ああああっ~~!」



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