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親愛なるご主人さま
第10章 待ちわびた聖夜

 菜穂子は自分の身体の震えが“X”の指の動きに気持ち良く反応したのではないと、口に出して主張したかった。だが調教中の奴隷の身でありながらオークション主催組織のボスに反抗するような態度は微塵にも出してはならなかった。じっと我慢したまま菜穂子は悪寒に震える双臀をさらに高く掲げた。

「よしよし、いい子だ。儂のマラで啼かせてやりたいもんだな」

「アハハハッ、ボスったら、売り物には手を出すなと普段僕にあんなに言っておいて・・・これだよ。もう・・ハハハ!」

 異様に緊迫して固まった場の空気を茶化すように細井が言った。

 一部始終を傍で見ていた玲子もこの時、内心からぞわぞわっと悪い予感が湧き立ってくるのを感じていた。

(なんだろう?いやな感じ・・)胸騒ぎがした・・・・・・





「失礼いたします。そろそろ開場のお時間でございます」

 応接室の扉をノックして開き、パーティー運営スタッフのメイド服の女の一人が4人に声を掛けた。スカート捲られて貞操具が食い込む尻を丸出しにされている菜穂を見て目を丸くしている。

「うん。わかった。皆さん!ロビーに行って客をお迎えましょう」

 圭吾がスタッフの女に頷き、X社の二人と玲子に声を掛けた。菜穂子もようやく“X”の手から解放されスカートをたくし上げ、よろけながらスタッフルームに下がった。

 奴隷オークションパーティーはおよそ年2回か3回の頻度でエージュントX社主催で実施される。会場はX社が借り上げた都会のナイトクラブの施設だったり、“X”の息のかかった地方のホテルを貸切ったり様々だ。中でも梶篠夫妻の所有するこの信州の洋館屋敷を会場にして行われるパーティーは毎回人気が高く、沢山の会員が集まる。人里から離れたロケーションで深い森に囲まれた古城のような広大な洋館の佇まいは怪しくて美しい雰囲気を持っていた。特にオークション会場になる地下の大広間は円形で約500平米ほどあり、中世ヨーロッパ貴族の秘密の社交場の雰囲気をそのまま現代に持ってきたようだった。


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