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親愛なるご主人さま
第12章 競売第一幕 真由美
 
 吉岡は手にしていた九条鞭の先をステージの床に叩きつけた。すると身体を鞭打たれていないにも拘わらず真由美はビクっと反応し、おずおずと両手を下げて腰の後ろのエプロンを結んでいる紐に掛けようとした。指先が震えてエプロンの紐がうまく掴めない。

 ビシっーーー!
 会場に鞭音が響く。

 吉岡の鞭先が再び床を叩き、真由美が恥ずかしさに顔を赤く染め、リボン結びの紐を掴み、解いてから両手を後頭部の後ろに組んだ。
 命令はなく、鞭が床に叩きつけられる音を聞かせるだけでも反射的に体が反応し従う。いかに真由美が鞭で厳しく躾けられている証だった。

 そして・・・・ハラリと・・
 腰に引っ掛かっていた白いエプロンが床に落ちた。

「ぁああ・・いや・・・」


「フフっ、」

「ヒヒヒ・・・やっぱりな」

 客席から想定内だと言わんばかりの声と、期待を込めた卑猥な含み笑いが混ざって漏れた。真由美にはあるべき股間の茂みが無かった。
 
 無毛の丘に女の筋が深く縦に切れ込んでいた。真由美は正面を見ることが出来ず、目を伏せ、震える膝を閉じ合わせ、少しでもツルツルの恥部が隠れるように両足の太腿を擦り付けるポーズをとり、お立ち台の上でなんとか堪えようと無駄と知りつつ抵抗した。豊満な乳房がプルプル揺れ、両乳首とも固く勃起している。

 ピシッーン!

「あひっーー!!」

 今度は床ではなく真由美のまろやかな尻に鞭が振り下ろされた。吉岡は無言のままだ。
 あらかじめステージに上がる前にやるべきことを何度も命じておいたからだ。

 真由美は震えてカクカクとなるハイヒールの足をじわじわと左右に開いていった。
 パイパンの割れ目が綻び、切れ目の上端部分から女の芽芯が上皮を剝いて少し顔を出していった。

 正面に位置するビデオカメラがズームしてモニター画面いっぱいに真由美の秘部を丸写しにした。既にヌメヌメと愛液で濡れ、閉じ合わせた女唇と顔を出した女芽がヒクヒク蠢いていた。

 ピシー!

「ひっー!」

 鞭が跳ねた。
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