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親愛なるご主人さま
第12章 競売第一幕 真由美
 「試用値引きオークション」の対象となった“売れ残り奴隷”は、ステージから引き降ろされる。そして会場の最後部の壁を背にした薄暗い一角の天井の梁から麻縄で吊られ、口枷を嵌められ、許しを乞う声させも封じられて展示されるのであった。メインステージのお立ち台には次に出品されている奴隷が明るいスポットライトの脚光を浴び、売れ残り奴隷は遠目からその様子をいやでも見ることになる。会場の客の目はメインステージに新たに登場してスポットライトを浴びる次のオークション奴隷に向けられ、“売れ残り奴隷”に振り向くことはない。光が当たらない暗がりの中に”放置”されることによって、自分の身が最下層奴隷になったことを自覚させられるのだった。

 だが極まれに客の中に“売れ残り奴隷“に興味を示す者もいた。

 セレブな客層でありながらプライドはなく、いわば安く遊べるおもちゃを買おうかと目論むセコい輩だ。

 展示品の身体に触ることは自由である。暗い中で懐中電灯を片手に売れ残りの乳房やM字開脚の秘部を触り、感度や口枷の下から漏れる喘ぎ声をチェックするなどして値引き交渉を担当調教師とするのである。真由美の例で言えば設定の800xのスタート価格から値引きして700xで客が購入したら、700は客から直接X社に渡り、調教師がX社に支払う額は100足され900になる。但し、客がX社に払った700の30%は調教師に戻る。やや複雑だが要するに値引きできれば各はお買い得となるが、売り手の調教師は更に支払額が増えて苦しくなる。X社だけは苦しまないように最低価格から上積みされる都合の良いシステムになっていた。だから吉岡は必死になっていたが・・・

 かくして、真由美はステージから降ろされた。鞭痕が付いた腰をくねらせながら、「どうか私をお買い上げください」と泣いて媚びる姿に会場はざわついていたが、それでも手を挙げてコールする者はおらず、「試用値引きオークション」の対象となり、「売れ残り奴隷」として惨めな痴態を会場の隅の『晒し場』に吊るされ放置された。そのうえお仕置きとして、M字に開脚されたまま縄で天井の梁から吊るされ、オマ〇コとアナルにカプセル型の媚薬が押し込まれた。
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