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親愛なるご主人さま
第14章 値引き品の末路

 ピシャ!

 吉岡が促すように由美子の尻を平手で打った。

「あぁ・・ご奉仕させていただきます」

 逃げられぬと観念した由美子はベッドの上で四つ這いになった。頭の位置が丁度良く藤崎の腰の高さになり、舌を差し出し、亀頭からゆっくり口に含んだ。

「おおお、ついに・・やったぞぉ」

 藤崎は唸る様に言うと、由美子の首輪の鎖を引き絞り、髪を掴み頭を抑えつけて喉の奥までペニスを押し込んだ。

「ぅうう・・・ぅぐっ、ぐっ・・・」

 由美子は息苦しさに眉をひそめ、目を閉じた。が、それさえも許されなかった。

「目を開けて儂の顔を見上げながらするんだ!舌も絡めるんだよ、由美子先生、フフフ」

「はい。ぅうう・・」

 クチュ、クチュ、ジュル・・

 藤崎は卑猥な音を立て、涙目の上目遣いでフェラチオする由美子の顔を見降ろして目を合わせた。

「いいぞ。目を逸らすな!調教された上手なおしゃぶりだな」

 痺れるようにゾクゾクする快感と征服感が腹の底から湧き上がり、ピンピンのペニスがあっという間に爆発しそうになるのを必死で堪えた。

「では儀式の道具を用意してきますので、このままお楽しみながら、少々お待ちを」

 吉岡は至福の時を味わっている藤崎にそっと声を掛け部屋を出た。

 数分後、隣室から大きな黒い鉄製の金具を抱えて持ってきた。恭しく扱うようにベッドの近くにドンと置いた。

「ヒッ!」

 横目でそれが視界に入ったとたんに由美子が悲鳴を上げ、藤崎のペニスから口を離し、恐怖に身体を縮ませて震えだした。

「ナニっ?何をする気なの!いやっー、やめて!!」

 バシっ!

「口を離すな!!」

 平手で由美子の頬をビンタし再び口奉仕を続けさせた。

「ぅうううう・・・ググ・・」




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