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親愛なるご主人さま
第14章 値引き品の末路
 
 その金具は30cmの長い柄の部分を含めると3kgにもなる重さで、判子の印の部分は縦5cm、横幅10cm、厚みも3cmほどあり、押印の文字盤には『売約済』と彫られていた。それだけでなら単に巨大な判子だが、由美子を恐怖に陥れたのは文字盤の部分からジュウジュウという音と共に湯気を立てて赤々と鉄が焼けていたからである。
 由美子には外国で見ることがある牛や豚を買い卸ししたときに肌に直接烙印を押す金具『焼きごて』に見えたのである。
 今では動物虐待防止法でやっている所は少なくとも日本ではないはずだ。

 しかしそれは誰が見ても買われた奴隷の身体に押し付ける「焼きごて」に思われ、藤崎も少なからず驚いた。

「こりゃ、ちとスゲーな。火傷、大丈夫か?」 

 すると涼しい顔で吉岡が藤崎の耳元で由美子には聞こえないように囁いた。

「フェイクですよこれ。押すと蒸気が出て40度ぐらいです。だけど特殊なインクで『売約済』印は10日ほど消えません」

「フフフ、なるほどな」

「どこに烙印しますか?大概は下腹部のパイパンですが、たまに尻に焼き付けるお客様もいますが」

 吉岡は一転して由美子に聞こえるように大声で藤崎に訊く。

 藤崎は一旦ペニスを由美子の口から抜いた。由美子の唾液と藤崎の我慢汁が混ざった液がペニスをヌルヌルにして、濃い匂いを放ちながら糸を引いてベッドに垂れ落ちた。

 由美子は四つ這いから一転、仰向けにさせられた。

「そうだな、やっぱりパイパンだな。8年前にバスの中で触ったとき、パンティの中の柔らかなオケケの手触りが好きだったんだけど、すっかり無くなったココにしよう。これキミが剃ったのか」

「ええ、今朝、剃ってやりました。ここのオークションの習わしですからね。またすぐ生えてきますよ。次は教頭先生の手で剃ってやってください」

「そうか、生やすも剃るも儂の思いのままだな・・」

 藤崎は指先で由美子のツルツルの丘をなぞった。

「ぁあん、いや、いや」
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