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親愛なるご主人さま
第3章 菜穂子の手紙2

親愛なるご主人様。
梅雨空の候、ご主人様に於かれましては、お変わりなくお過ごしことと存じます。K様のお屋敷の庭園には紫陽花が咲き、しっとりと雨に濡れそぼっております。
5月にお手紙をお出ししてから、あっという間にひと月が経ちました。再びK様と玲子様よりご指示があり、便箋に向かっております。卑しいマゾ牝の菜穂子に休息が与えられ、ご主人様を想いながらお便りでご報告が出来ることは本当にこの上ない喜びであります。
このお屋敷で飼われ、ひと月以上経ち、お屋敷の中のことが徐々にわかるようになりました。
お城のように広いこの洋館のお屋敷には、沢山のお部屋があることは前にも書きましたが、ここに預けられマゾ牝奴隷として調教を受けている方は、菜穂子の他に何人もいらっしゃるようです。時々お屋敷の地下のお部屋や長い廊下、高い塀と色艶やかな花々に囲まれた庭園からも奴隷たちの喘ぎ声や泣き声、お仕置きされている時の悲鳴も聞こえてきます。
何人いらっしゃるのか、分かり兼ねなますが、そのうちのお一人とはお屋敷内の廊下ですれ違ったことがありました。お互いに全裸で、首輪を鎖で引っ張られ、四足歩行しておりましたので、菜穂子は恥ずかしくなってすれ違う前に顔を伏せてうずくまってしまいました。鎖を引いていた玲子奥様の厳しい躾の鞭を数回お尻に頂き、許しの言葉を申し上げている間にその方は別の調教師様に引かれ廊下の角を曲がって行ってしまいましたので、四つん這いの後ろ姿しか見ることはできませんでしたが、栗色で軽くウェーブが流れる美しい髪が揺れ、ミルクのように白く、まろやかなお尻が、歩く度にプリプリと色っぽく動いていました。そして、お尻の穴には赤いアヌスプラグが差し込まれていたのが、菜穂子の目に印象深く焼き付いてしまいました。

