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親愛なるご主人さま
第16章 沙耶香の調べ
「あひぃ・・」

沙耶香が可愛らしい悲鳴を上げた。

「残念ながら前の方はもうヴァージンではございませんが、へへへ・・・後ろの穴には指一本触れておりません。未開発な分、お買い上げのお客様のお好みに合わせて飼育調教する楽しみがありますよ。勿論、調教のお手伝いのご用命いただきましたら、エージェントX社は全面的にご協力させていただきます」

「さぁ、それではコールよろしくお願いいたします。スタート価格はございません。オープン価格です。コールする単位はこれまでのオークション同様に100x単位でお願いいたします。ではどうぞ!」

「500」

「700」

「800!」

玲子が言い終えると間髪おかずコールがかかり、あっという間に由美子のスタート価格の800にまで並んだ。

「1,500!」

どよめきが会場に響いた。中国人の男が一気にセリ上げてきた。


沙耶香は生きた心地がしなかった。全裸に剝かれ、縄で吊るされ自分の身体をセリ値で売られるという現実が受け入れられず、ステージの上から見る客席の光景は悪夢を見ているようだった。ギラギラとしたサディスチンな男たちの目が自分の身体に刺さった。

(夢なら醒めて・・・・)そう願わざるを得なかった。

しかし手首や胸に食い込む縄の圧迫と玲子が打つ尻への鞭の痛みが、これが紛れもない現実であることを嫌でも思い知らされた。

細井に毛を剃られた股間を少しでも隠そうと太腿をすり合わせて足を閉じようとようとするが、わずかにつま先立ちの吊られた足元ではバランスが取れず宙に浮いて、閉じた股間がもどかしく開いてしまう。

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