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親愛なるご主人さま
第16章 沙耶香の調べ

「オムツなんか用意してないぞ、玲子。どうする。代わりにこれでどうかな?」

舞台の袖から圭吾が苦笑しながらも楽し気に白い布を細井に手渡した。越中褌だった。

細井も思わぬ展開に下卑た嗤い顔をしながら手渡された褌で吊り下げられている沙耶香の開いた股間を覆い、褌紐を腰に巻いて緩く結んだ。

縄で捕らえられたお嬢様の沙耶香が男物の褌を腰に巻いて晒されている姿は何ともエロティックでアンバランスな倒錯感に溢れ、客達の新しい興奮を促した。

「どう?沙耶香さん。褌の穿き心地は?」

玲子は背中側の腰紐を手で掴みグイグイと沙耶香の股間にくい込ませるように引っ張り上げた。

「ぁああああ・・・いやっ・・・だ・・だめ・・・漏れちゃうわ・・」

尿意を我慢して身悶える度に乳房が揺れ、まろやかな尻がプルプル弾んだ。

その間にも会場から競り上がるコールが掛かっていった。

「3,200」

「3,500」

「フフフ、すごい人気じゃないか沙耶香。さぁ、もっと尻を振り、おねだりして、高く買ってもらおうじゃないか。オマエ次第でお父様とお母様も救えるんだぞ」

細井が後ろから近づき、意地悪く耳元で囁いた。

「ぁぁ・・・・アナルバージンの沙耶香をどうかお買い上げくださいませ。アナル奴隷になれるよう調教してください」

「いいぞ。その調子だ」

悶えて腰を振っていると次第に褌がTバックのようになってアナルゾーンに食い込んだ。

木綿の生地の褌がアナルと周囲の毛を剃られて剥き出しになったクリトリスにこすりつけられ、沙耶香は妖美な官能に敏感な女肉と脳髄が灼けるように痺れて啼いた。

「うううぅ・・・」

こみ上げるようにヒクヒクと疼き、我慢している尿意をさらに促した・・

そこへじっくりと様子を見ていた玲子が絶妙なタイミングで鞭を振り下ろした。

ピシッー!

尻に打たれた鞭の衝撃が、我慢の限界に来ていた沙耶香の膀胱を緩め崩壊させてしまう引き金となった。

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