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親愛なるご主人さま
第18章 美少年の買主

佑太朗のスタート価格は600から始まった。玲子がX社と交わした設定価格だ。
600と聞いてすぐに手が挙がった。
「700」
「750」
「850」
じわじわと会場のあちこちからコールされる。年増のマダム風やアジア系のバイヤーが興味を示しているようだ。
「俺、あの佑太朗って知ってますよ。しかしなんでまたニューハーフになってココのオークションに?・・」
ステージの袖で吉岡が先輩格の仁に訊いた。
「お前、昔の知り合いか?」
「いえ、1年ぐらい前かな?澁谷界隈でスゲぇイケメンのヤンキーがいると有名で、新宿のホスト界でも噂が流れてきた程だから、芸能界の大手のタレント事務所でも狙ってたらしく・・でもあんなに齢が若いとは知らなかった!」
「細井さんの話では、ロクに学校に行かず親に勘当され、ガキのくせに毎晩のように渋谷で飲んで遊んで・・バイク盗んで当て逃げしたらしいんだけど、当てた車がX社の幹部のメルセデスだったてよ」
「うわっー、そりゃヤバい。で?」
「逃げれるわけないよな。サツに捕まる方がマシだったんじゃないかな。取っ捕まえて詫びを入れさせようとしたら、逆ギレして暴れて、こっぴどくヤキ入れようと、ヘルメット脱がせたら、ツラが女みたいに可愛いいから、こりゃ使えると・・」
「なるほど・・・」
「ヤキ入れて小指の先を落とすより、金玉切り取って去勢、女体化したら使えそうだとなって・・・そんで玲子さんに預けられてM調教・・・」
「・・で、今日に至るってわけですね」
「そういうことさ!・・ツっぱてたけど玲子女王様にはすっかりハマったらしい。まさかポイと売られると知ったら相当ショックらしくて、さっきも首輪付けられるまで無駄とわかっていても抵抗して・・・フフフ・・」
「この様子なら結構な値段で“嫁入り先”が決まりそうですね」
「拷問マニア村瀬の生贄ってところかな」
600と聞いてすぐに手が挙がった。
「700」
「750」
「850」
じわじわと会場のあちこちからコールされる。年増のマダム風やアジア系のバイヤーが興味を示しているようだ。
「俺、あの佑太朗って知ってますよ。しかしなんでまたニューハーフになってココのオークションに?・・」
ステージの袖で吉岡が先輩格の仁に訊いた。
「お前、昔の知り合いか?」
「いえ、1年ぐらい前かな?澁谷界隈でスゲぇイケメンのヤンキーがいると有名で、新宿のホスト界でも噂が流れてきた程だから、芸能界の大手のタレント事務所でも狙ってたらしく・・でもあんなに齢が若いとは知らなかった!」
「細井さんの話では、ロクに学校に行かず親に勘当され、ガキのくせに毎晩のように渋谷で飲んで遊んで・・バイク盗んで当て逃げしたらしいんだけど、当てた車がX社の幹部のメルセデスだったてよ」
「うわっー、そりゃヤバい。で?」
「逃げれるわけないよな。サツに捕まる方がマシだったんじゃないかな。取っ捕まえて詫びを入れさせようとしたら、逆ギレして暴れて、こっぴどくヤキ入れようと、ヘルメット脱がせたら、ツラが女みたいに可愛いいから、こりゃ使えると・・」
「なるほど・・・」
「ヤキ入れて小指の先を落とすより、金玉切り取って去勢、女体化したら使えそうだとなって・・・そんで玲子さんに預けられてM調教・・・」
「・・で、今日に至るってわけですね」
「そういうことさ!・・ツっぱてたけど玲子女王様にはすっかりハマったらしい。まさかポイと売られると知ったら相当ショックらしくて、さっきも首輪付けられるまで無駄とわかっていても抵抗して・・・フフフ・・」
「この様子なら結構な値段で“嫁入り先”が決まりそうですね」
「拷問マニア村瀬の生贄ってところかな」

