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親愛なるご主人さま
第18章 美少年の買主

「・・というわけで、佑太朗。しっかりご主人様たちに仕えるのよ。お尻の穴で沢山イケるようになったころに貞操具の鍵を外しに行ってあげるわ。ウフフ・・」
玲子は佑太朗にそう告げると首輪についた鎖を細井に渡した。
佑太朗は目を見開き口を半開きにしたまま言葉を失っていた。
「では一旦お預かりして、明日ご要望通りお届けいたします」
細井は奈々たち4人のマダムに恭しく一礼するとX社のスタッフの男を呼んだ。
「運んでくれ」
「はい」
男は用意しておいたキャスター付きの檻に佑太朗を押し込み、正にモノを運搬するように無造作に押して連れ去った。
「ぁあああ・・・うぅうう・・・」
佑太朗は言葉にならない泣き声を檻の中から上げたが、聞こえても振り返って憐れむ者など皆無だった。
「じゃあね。玲子ちゃん。今度は東京でお会いましょう」
4人の元女王様達は玲子にそう言って手を振りながら千鳥足でロビーに向かって行った。

