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親愛なるご主人さま
第26章 悪夢の女医
 
 「は、はい・・・」

 嘲るようにくねくねと腰を振り、うっすらと汗に輝くレイラの肢体を目にして矢島の我慢汁がタラタラ溢れ出し、そそり立ったペニスはレイラが顔を近づけてフぅ~と甘い息を掛けただけで爆発しそうだった。

 「アルコールに混ぜると効き目が良くなることがこれでわかったわ。童貞君にはより一層。ウフフフッ・・・直接塗布すると、どうなるのかしらねぇ・・・」

 レイラは手にした小さな便の容器の金色の液体をシャンデリアの光にかざして独り言ちた。

 『モルモットになってくれたら・・・』ホテルに入る前にバーで聞いたレイラの言葉が矢島の脳裏に浮かんだ。

 レイラは瞳孔が開いた猫のような目になって、小瓶の金の液体の中に蛇のような長い舌をペロリと垂らした。妖艶であるが怪しく不気味さこの上なく、矢島は背筋がゾクッと怖気け立った。

 舌先を液に浸し、矢島の首筋、腋の下、乳首、耳の裏、臍、内股、爪先など全身の部位をペロリペロリとくすぐるように舐めて謎の液体に矢島を浸していった。

 「んっ・・ぁあああ!・・・」

 矢島の口から女のような喘ぎ声が漏れる。

 だがそれは官能の甘い疼きというより悪魔に毒される恐怖が始まる合図だった。


 それから朝までレイラは抵抗できない媚薬漬けの矢島を弄び、精液を搾り取った。最初はマニュキュアの尖った爪先で裏筋をツーっと撫で上げただけでピュッーと発射させ、2回目はやわやわと手で揉み上げるようにしながら寸止めを繰り返したあげく、乳首を捻り潰すようにして悲鳴を上げさせて射精させた。

 3回目からレイラはいよいよ矢島に跨り、騎乗位でそそり立ってヒクつくモノに狙いをつけ、ゆっくり腰を沈めた。

 「ふ・・はあぁぁぁーーーーーー!」

 大きな喘ぎ声を上げたのは矢島の方だった。

 レイラはツンと澄まして表情ひとつ変えずに豊満なバストを揺すりながらクイクイ腰を捩じり眼下の矢島を蔑視した。

 「ウゥ・・ヒヒヒヒィ・・・・・」

 矢島は狂気の快感に痺れ、気が狂い出したような声を上げた。

 
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