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親愛なるご主人さま
第26章 悪夢の女医
 
 レイラの姿は?・・・矢島は首を左右に曲げ見渡すが、少なくとも拘束された矢島から見える位置にはいない。もうホテルを出て帰ったのか? レイラの放置責めの罠に完全にハマっているのだと自覚した。

 無意識のうちにアナルがヒクヒクと動き出し、差し込まれているリボルバーの銃口がピストン運動を始めた。

 (アナルの味覚えたわね。イッてごらん)

 ここにいないはずのレイラの声が矢島の頭の中に響いた。

 「ぅううううううううう・・・・ぁあ・・・ゆるして、恥ずかしいです。レイラさま、見ないでください・・・・い・・・イクゥ・・・」

 矢島が口に出して言うと同時に、アナルが収縮して、蟻の谷渡りの周囲がぞわぞわと疼き、膨らんだペニスから射精感がないのに精液がドクドクドクっと流れ出た。今夜7回目の射精だ。量もなぜか多かった。

 「あっーーー!」

 矢島は知る由もなかったが、アナルの中の腹側に位置する前立腺に刺激を受けると、精嚢にも刺激が伝わり、手で陰茎に触れなくとも射精してしまう現象があり得るのだった。いわゆる「トコロテン」というやつで、アナルセックスやオナニーのマニア達の間で知られていた。

 ドロドロの白い液が仰向けに固定された自分の顔にべちゃっと掛かった。思わず目を閉じたが口の中や鼻の孔に入った。自分で自分に顔射させられる恥辱を存分に味あわされ、矢島の惨さはこの上ないものだった。だが射精によってピンピンに膨らんでいたペニスは急に萎んだ。さらに大量のカウパー液とザーメンで濡れ、ネックレスの鎖の結びが緩んで滑り落ちて解け、サファイアと小さな鍵も液を滴らせながらボトリと矢島の腹の上に落ちた。
 
 矢島は下半身を動かせる範囲でゆっくり右に傾け、鍵をシーツの上に落としてから手錠を掛けられている右手の指先で天井の鏡を頼りに探った。肩と手首の関節が外れそうに痛んだが必死で耐え、親指と人差し指を使って小さな鍵をやっと掴んだ。
 見当を付けて手錠の鍵穴に差し、手錠を外して何とか両手の自由を確保した矢島は、アナルに挿入されているリボルバーの銃身を掴み安全装置を戻し、慎重に銃口を抜いた。

 「ぅうひぃ・・・」

 抜くときに卑猥で情けない声が出てしまう。アナルの柔らかい内壁が抜かれる銃口を別れ惜しむように吸着して、チュプっと淫靡な音さえ立てて快感を生むのだった。


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