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親愛なるご主人さま
第5章 菜穂子の手紙4

菜穂子にはK様のお求めになっている体位のことが直ぐに理解できました。
玲子奥様と薫様を繋がらせたまま、K様は薫様のアナルを貫いたのでした。
「はぅううう・・・・・ぅう」
薫様はK様と奥様にサンドイッチにされ、声にならない声を絞り上げ全身を痙攣させていました。
奥様も”おとがい”を突き上げて眉をひそめ遠慮気味に『いかせて・・薫!』とおっしゃいました。絶頂にイクとき、奥様が顔を私から背けたのは子飼いのマゾ奴隷菜穂子にだけはご自身のイキ顔を見せたくない女王様としてのプライドだったのかもしれません。
K様は薫様のアナルに体を沈めながらも玲子奥様の手を左右とも握りしめています。K様が腰をグイと突けば薫様の腰は喘ぎ声と共に連動して動き、奥様がお喜びの声を発せられます。薫様という性玩具を介してK様ご夫婦様が愛し合って繋がっているようでした。
ご主人様!この時の菜穂子は、御三方の妖艶にして美しく、絡み合うお姿を金縛りにあったように身動きひとつもできず、見つめたままでおりました。魅せられてしまった、と言う方が正しいかもしれません。
「そこで見ているだけじゃ可哀想だな」
K様がニヤリと笑い奥様が先程まで腰に着けていたペニバンのディルドの部分を菜穂子に渡しました。菜穂子は命ぜられる前に自分の手で床の絨毯をめくり、デイルドの根元の底の吸盤をフローリングの床にぴったりと吸い付けて、中腰になってアナルをディルドにゆっくりと沈めました。
「ぁあああああああ・・・」

