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第6章 菜穂子の手紙５

　
　親愛なるご主人様。
　信州の山々は短い夏を終え、K様のお屋敷のお庭の木々も涼しい風と共に秋めいてまいりました。ご主人様はお変わりなくお過ごしのことと存じます。7月のお便りからまた長らくご無沙汰してしまい、大変申し訳ございません。
　今日は菜穂子の手術のことを書きたいと思います。
　前回のお手紙に中でも少し書きましたが、このK様のお屋敷に来る以前の契約するときに、ご主人様からK様にご依頼された『調教要望項目』の6つの中にも定められていたとお聞きしました。

「知りたい？ご主人様の調教要望項目？ウフフ、いいわよ。見せてあげるわ」

　先日、玲子奥様に紙に書かれた項目表を見せていただき、声を出して各項目を読むようにご命令いただきました。読む前は怖くて震えていましたが、音読させていただき、読み終えたときには菜穂子のオマ〇コは溶けるように濡れてしまいました。

1、口唇及び舌奉仕のみで射精まで導く技巧習得の調教
2、肛門を拡張し、子宮口と同様に性器として機能させる調教
3、全身の苦痛耐性度向上と性感度アップにより被虐性愛を積極的に求め
　る洗脳調教
4、身体改造1
（体重増なく、バストとヒップのサイズを+5ｃｍ以上、ウエストサイズは現状 維持以下とする）
5、身体改造2
（毛髪を除く全身完全脱毛、 陰核包皮切除、左右小陰唇部ヘのピアシング穴の開口）
6　身体改造3.　
（完全脱毛実施後の下腹部（臍下、女性器上部の肌）へ“SK”のイニシャル 刻印）

但し6は状況によりオプションとする。

以上　依頼者：S
調教師：K、玲子
被調教者：奴隷No,012、

　K様と奥様が手術とおっしゃっていたのは5番目の身体改造2のことだとすぐに理解いたしました。

　手術は8月末の午後の昼下がりでした。浴室のシャワーで体を洗い清めた後、いつものように全裸で犬の首輪を嵌められ、けだるい西日が当たるお屋敷内の廊下を玲子奥様に鎖を引かれ、四つ足歩行で進み、「手術室」という掛札が下がっているお部屋の前で止まりました。