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親愛なるご主人さま
第6章 菜穂子の手紙5

「ふむ。我ながら良い出来栄えじゃ、麻酔が切れるころになると、切り取った所が痛くなるぞ。痛み止め薬を処方しておこう。安心なさい。痛みは2日ほどで引く。痛みが消えて皮膚が落ち着いたら・・フフフ、楽しみにしておくがよい」

「それから、金のピアスは取り外しができるようになっておる。仮のピアスだからな。菜穂子さんのご主人さんがイニシャル入りの正式なピアスリングを用意して、嵌めるんじゃったな、Kさん」

「ええ、その予定です。先生どうもお疲れ様でございました」

「うん。クリの周囲とラビアは3、4日で落ち着くじゃろ、消毒と切った所のガーゼの取り換えが大事じゃ。それとピアスが癒着しないように動かすこともじゃ。ワシは忙しゅうて、今日引き揚げるが、術後の処置は玲子さんにお願いしても宜しいのかなぁ?」

「ええ、もちろんです、かしこまりましたわ。先生」

「玲子さんも忙しいのにすまんのう。それじゃ、菜穂子さん、キミのご主人様によろしゅう言っておくれ」

 ご主人様。J先生はそのように『よろしく』と仰っていましたが、それだけでなくご主人様の存在がとても気になるご様子でした。

「はい先生。それは必ず伝えますが、・・・あ・あのう・・最後に・・先生」

「ん?何かな?」

 次に菜穂子が発したJ先生への質問が、この後の状況を大きく変えることになるとは、この時は思いもしませんでした。

「あの・・手術して菜穂子のオマ〇コはどんな風になったのですか?」

「ハハハッ・・見たいじゃろうが、今、目隠しを外してソコを見てもガーゼと絆創膏に覆われておるだけじゃ」

「菜穂子!落ち着いたら私が嫌と言うほど鏡に映して見せてあげるわよ!」

 玲子奥様がウキウキした声で仰いました。

「玲子は手術しているときの写真を撮っていたけど、それは菜穂子に見せるためじゃないんだろ?」

 K様もとても楽し気なご様子でした。

「ウフフ、そうよ。先生のお邪魔にならないように消音シャッターでね。ビデオも回しておいたわ。血が流れて結構エグいけど、手術前の浣腸ショーも含めて、マニア向けにね」

「S君は見ないかもしれないけど、彼の許可を得られればダビングして、マニアな会員に高く売れるしなぁ」


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