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官能小説 朗読します!
第1章 人妻 玲子の白日夢 1
ネットで妄想文を書きちらしている私に、1通のメールが届いた。
「初めまして。菅原と申します。普通のサラリーマンですが、副業でアダルト動画の配信サービスをしてます。
玲子さんの作品を、大変興味深く拝読しました。いかがでしょう?あの文章をご自身で朗読していただき、動画配信しませんか?
あくまで、文章がベースなので、お身体や顔を映す必要はありません。
興味をもっていただけましたら、一度お会いして話を聞いていただけませんか?」
唐突な申し出に戸惑いながらも、好奇心が掻き立てられる。
顔バレ、身体バレなし、かぁ。
自分の文章に興味をもってもらえるなら、会うだけ会ってみようかしら。
次の休日に、某駅前のコーヒーショップで待ち合わせをする。
すっきりした印象のビジネスマン風の男性が現れる。年の頃は、30代半ば?
「初めまして、菅原です。玲子さんですね、いやあ、イメージ通りだ。」
男はにこやかに言葉を続ける。
「メールに書いた通りなのですが、さっそく朗読を聞かせていただけますか?リアルに体感してみたいので。内容が内容ですから、音の漏れないカラオケルームに移動しましょう。」
彼は伝票を握ると、さっと先に席を立つ。
カラオケルームに入ると、彼は私から少し離れて座り、「では、お願いします。」と、私を促す。
初対面の男性を前に、官能小説を読む。
そのシチュエーションだけでも、ドキドキする。
「......じゃあ、読んでみます。」
私は軽く咳払いをし、自分で書いた原稿を声に出して読み始める。
「初めまして。菅原と申します。普通のサラリーマンですが、副業でアダルト動画の配信サービスをしてます。
玲子さんの作品を、大変興味深く拝読しました。いかがでしょう?あの文章をご自身で朗読していただき、動画配信しませんか?
あくまで、文章がベースなので、お身体や顔を映す必要はありません。
興味をもっていただけましたら、一度お会いして話を聞いていただけませんか?」
唐突な申し出に戸惑いながらも、好奇心が掻き立てられる。
顔バレ、身体バレなし、かぁ。
自分の文章に興味をもってもらえるなら、会うだけ会ってみようかしら。
次の休日に、某駅前のコーヒーショップで待ち合わせをする。
すっきりした印象のビジネスマン風の男性が現れる。年の頃は、30代半ば?
「初めまして、菅原です。玲子さんですね、いやあ、イメージ通りだ。」
男はにこやかに言葉を続ける。
「メールに書いた通りなのですが、さっそく朗読を聞かせていただけますか?リアルに体感してみたいので。内容が内容ですから、音の漏れないカラオケルームに移動しましょう。」
彼は伝票を握ると、さっと先に席を立つ。
カラオケルームに入ると、彼は私から少し離れて座り、「では、お願いします。」と、私を促す。
初対面の男性を前に、官能小説を読む。
そのシチュエーションだけでも、ドキドキする。
「......じゃあ、読んでみます。」
私は軽く咳払いをし、自分で書いた原稿を声に出して読み始める。