この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
官能小説 朗読します!
第7章 リアル 1
「ほんとね。じゃあ、その点数が取れたら。ダメだったら、この話は無しよ。」
「交換条件ですね。分かりました!」
タクマは元気良く帰っていった。
まさか、あのメールを寄越したのが生徒だったとは。
でも、小説の名前を変えるくらいで済む話なら......。それに、タクマは英語が苦手で小テストはいつも良くて7割。9割得点できたことなどないし、実行しなくて済む話かもしれない。
私はその時、その程度のことしか考えていなかった。
翌週、タクマの小テストの結果が出た。
96点。
やられた......。
「交換条件ですね。分かりました!」
タクマは元気良く帰っていった。
まさか、あのメールを寄越したのが生徒だったとは。
でも、小説の名前を変えるくらいで済む話なら......。それに、タクマは英語が苦手で小テストはいつも良くて7割。9割得点できたことなどないし、実行しなくて済む話かもしれない。
私はその時、その程度のことしか考えていなかった。
翌週、タクマの小テストの結果が出た。
96点。
やられた......。