この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
官能小説 朗読します!
第7章 リアル 1
「ほら、中学生じゃないんだから不貞腐れない!誕生日来たからもう二十歳でしょう?タクマ君。生活のリズム、どうなってる?朝型にしていかないと、勉強の効率悪いよ。」
「西崎チューターって、結婚してるんですよね。」
タクマは、全く噛み合わない話をし始める。
「してるわよ。子供も二人。だから仕事頑張らないと。タクマ君に合格してもらわないと困るのよ。」
「結婚してて、お母さんなのに......、いいんですか?あんなことしてて。」
「。。。どういう意味?」
タクマは意味深長な笑いを浮かべると、声を潜めて話を続ける。
「おもしろいサイトを見つけたって、昨日電話で言いましたよね。エッチな小説を書いてる熟女が、その小説を朗読してくれるんです。アダルト動画は見慣れてるけど、また違った興奮があるんですよ。」
「......それって、アダルトサイトでしょう?貴方は見ちゃいけないんじゃないの?」
くくくっ、とタクマが笑いをこらえて私を見る。
「僕は成人ですよ。今、チューターもそう言ったじゃないですか。」
。。。血の気が引いてくる。
じゃあ、この子が。。。。
「最初は、似た声だなぁと思って、かまをかけたんです。でも、指輪をした手の映像を見て確信しました。。。。玲子さん。。」
私は自分の左手に目を落とす。あの映像に映されたピンクゴールドの指輪を、今日もそのままはめている。
「西崎チューター。勉強、これから頑張りますから、一つお願いを聞いてくれませんか?」
私は心臓がバクバクして、何も返答ができない。「お願い」という言葉だけが、耳に残り、問い返す。
「お願い?」
「お願いって?」
私は動揺を悟られないよう、尋ねる。
タクマは身を乗り出して、ひそひそ話を続ける。
「否定しないんですね。簡単です。玲子さんの小説、男が全部『貴方』と表現されてますよね?あれを俺の名前にして、一つ作品を書いて、配信してください。人妻と二十歳の男とのSEX。それを聞いてみたい。。。あ、本名でなくて、メールに書いた『カイ』でいいです!」
「そんな......。」
「俺、今、本当にモチベーション下がっちゃってて。なんか、励みにしたいんです。」
「。。。本当に勉強頑張る?」
「絶対!」
「なら、週明けの単語と熟語のテスト、9割以上取れる?」
「取ります!」
「西崎チューターって、結婚してるんですよね。」
タクマは、全く噛み合わない話をし始める。
「してるわよ。子供も二人。だから仕事頑張らないと。タクマ君に合格してもらわないと困るのよ。」
「結婚してて、お母さんなのに......、いいんですか?あんなことしてて。」
「。。。どういう意味?」
タクマは意味深長な笑いを浮かべると、声を潜めて話を続ける。
「おもしろいサイトを見つけたって、昨日電話で言いましたよね。エッチな小説を書いてる熟女が、その小説を朗読してくれるんです。アダルト動画は見慣れてるけど、また違った興奮があるんですよ。」
「......それって、アダルトサイトでしょう?貴方は見ちゃいけないんじゃないの?」
くくくっ、とタクマが笑いをこらえて私を見る。
「僕は成人ですよ。今、チューターもそう言ったじゃないですか。」
。。。血の気が引いてくる。
じゃあ、この子が。。。。
「最初は、似た声だなぁと思って、かまをかけたんです。でも、指輪をした手の映像を見て確信しました。。。。玲子さん。。」
私は自分の左手に目を落とす。あの映像に映されたピンクゴールドの指輪を、今日もそのままはめている。
「西崎チューター。勉強、これから頑張りますから、一つお願いを聞いてくれませんか?」
私は心臓がバクバクして、何も返答ができない。「お願い」という言葉だけが、耳に残り、問い返す。
「お願い?」
「お願いって?」
私は動揺を悟られないよう、尋ねる。
タクマは身を乗り出して、ひそひそ話を続ける。
「否定しないんですね。簡単です。玲子さんの小説、男が全部『貴方』と表現されてますよね?あれを俺の名前にして、一つ作品を書いて、配信してください。人妻と二十歳の男とのSEX。それを聞いてみたい。。。あ、本名でなくて、メールに書いた『カイ』でいいです!」
「そんな......。」
「俺、今、本当にモチベーション下がっちゃってて。なんか、励みにしたいんです。」
「。。。本当に勉強頑張る?」
「絶対!」
「なら、週明けの単語と熟語のテスト、9割以上取れる?」
「取ります!」