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官能小説 朗読します!
第11章 リアル 3
8つ目の作品の録音を済ませ、菅原に送るが、なかなか配信予定の連絡がない。
不思議に思っていたところ、やっと菅原からメールが来る。
「今回の作品のイメージ映像につきまして、ご相談があります。お会いして打ち合わせたいので、ご予定をお知らせください。」
イメージ映像?
また何か、新しいアイデアでもあるのだろうか。
訝しく思いながらも、時間の取れそうな日程をいくつか挙げる。
「では、次の日曜日にお願いいたします。紹介したい人間が同席しますので、ご承知おきください。」
日曜日、指定された喫茶店に行くと、菅原の隣に、妙にあか抜けた若い男が1人座っている。
「玲子さん、こちらです。」
軽く会釈して、二人の前の席に座る。
「玲子さん、今回の作品、今までのとテイストが違いますよね。まぁ前回の続きではありますが、男のキャラクターがはっきりしていて、性描写もかなりリアルじゃないですか。いや、良かったですよ!」
「はぁ、ありがとうございます。」
「それで、バックに流すイメージ映像をあの作品に沿ったものにすると、さらに完成度が増すと思いませんか?」
「と、おっしゃいますと?」
「あ、紹介します。こちら、橘 海斗くん。大学生ですが、バイトでうちの動画の男優もしてくれてるんです。イケメンでしょう?女性視聴者にもすごく人気があるんですよ。」
「それほどでも、ないですよ。」
照れたように、若い男が菅原の言葉を打ち消す。
「いやいや、本当のことだから。それでね、玲子さん。今回の作品に出てくる男性、カイという名前で閃いたんです。あの作品の世界観を写真に撮りませんか?動画だと生々しくなってしまいそうなので、あくまでも写真のスライドショーのような感じで。玲子さんと橘くんとで綺麗に絡みあっている写真を流したいんです。どうですか?」
「え?えぇっ?」
「もちろん、顔を映さない約束は守ります。配信前に、玲子さんにチェックもしていただきますので。」
「ちょっと、それは。。。」
すると、それまで黙ってやり取りを聞いていた海斗が口を開く。
「僕からもお願いします。玲子さんの作品、僕もファンなんです。今回の作品読んで、僕自身すごく熱くなりました。あの作品の登場人物になりたいです。カイとして。」
不思議に思っていたところ、やっと菅原からメールが来る。
「今回の作品のイメージ映像につきまして、ご相談があります。お会いして打ち合わせたいので、ご予定をお知らせください。」
イメージ映像?
また何か、新しいアイデアでもあるのだろうか。
訝しく思いながらも、時間の取れそうな日程をいくつか挙げる。
「では、次の日曜日にお願いいたします。紹介したい人間が同席しますので、ご承知おきください。」
日曜日、指定された喫茶店に行くと、菅原の隣に、妙にあか抜けた若い男が1人座っている。
「玲子さん、こちらです。」
軽く会釈して、二人の前の席に座る。
「玲子さん、今回の作品、今までのとテイストが違いますよね。まぁ前回の続きではありますが、男のキャラクターがはっきりしていて、性描写もかなりリアルじゃないですか。いや、良かったですよ!」
「はぁ、ありがとうございます。」
「それで、バックに流すイメージ映像をあの作品に沿ったものにすると、さらに完成度が増すと思いませんか?」
「と、おっしゃいますと?」
「あ、紹介します。こちら、橘 海斗くん。大学生ですが、バイトでうちの動画の男優もしてくれてるんです。イケメンでしょう?女性視聴者にもすごく人気があるんですよ。」
「それほどでも、ないですよ。」
照れたように、若い男が菅原の言葉を打ち消す。
「いやいや、本当のことだから。それでね、玲子さん。今回の作品に出てくる男性、カイという名前で閃いたんです。あの作品の世界観を写真に撮りませんか?動画だと生々しくなってしまいそうなので、あくまでも写真のスライドショーのような感じで。玲子さんと橘くんとで綺麗に絡みあっている写真を流したいんです。どうですか?」
「え?えぇっ?」
「もちろん、顔を映さない約束は守ります。配信前に、玲子さんにチェックもしていただきますので。」
「ちょっと、それは。。。」
すると、それまで黙ってやり取りを聞いていた海斗が口を開く。
「僕からもお願いします。玲子さんの作品、僕もファンなんです。今回の作品読んで、僕自身すごく熱くなりました。あの作品の登場人物になりたいです。カイとして。」