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官能小説 朗読します!
第11章 リアル 3
タレントのように美しい男に口説かれて、心が揺れる。イメージ写真くらいなら、本当にするわけではないだろうし、少しだけ夢を見ても良いのだろか。。。?

「顔は、映さないんですよね?」

「もちろんです。約束します。」

「イメージ写真だけでしたら。じゃあ、はい。分かりました。お任せします。」

「やった!では早速移動しましょう。この近くに、よく動画撮影に使うスタジオがあるんです。」

喫茶店を出ると、菅原は流しのタクシーを止め、私と海斗を後部座席に乗せると自分は助手席に乗り、運転手に行き先を告げる。

「さあ、着きました。玲子さん、どうぞシャワーを使ってください。気に入っていただけるかは分かりませんが、撮影用のランジェリーも用意しました。よろしければ着てください。」

言われるままにシャワーを浴び、自分では買いそうもない高そうな下着を身に着ける。それだけで気分が華やぎ、顔は映らないというのに、念入りに化粧直しをしてしまう。

再び服を着て、部屋に戻るのと入れ違いに海斗がシャワールームに消えていく。

菅原が撮影器具をセッティングしながら、私に指示を出す。

「どうぞ、そのベッドに腰かけて、リラックスしていてください。橘くんは撮影に慣れてますから、彼のリードに身を任せてください。玲子さんも楽しんでくださいね。」

シャワールームから海斗が戻ってくる。

「じゃあ、最初のシーンから。」

菅原の声を合図に、海斗が私のブラウスのボタンを外し始める。。。。

慣れた手つきで、海斗はブラウスのボタンを全て外し、背中のブラジャーのホックを外す。

カシャッ!カシャッ!

乾いたシャッター音が響く。。。

私が書いた小説のシーンをなぞっているだけなのだが、私は今さらながら重大なことに気がつく。


妄想ではアブノーマルな性行為を書き散らしていた私だが、リアルに男に触れられることなど、ここ何年もなかったのだ。

乳房に海斗の手が触れただけで、呼吸が乱れ、心臓が口から出てしまうのではないかと思うほど、鼓動が早い。

この次は、確か、乳首を愛撫されるシーンのはず。。

緊張から、身体をこわばらせてしまう私。
海斗はゆっくり乳房を掌におさめると、私に微笑みかける。

「綺麗ですよ、玲子さん。そんなに怯えないで。玲子さんの小説と、少し順番が違いますが、こっちが先のほうが良さそうだ。」

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