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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第8章 イきたい
「はああ...いっ...い...!」

悶えながら詠美がそれを告げようとした瞬間、性感の蕾を両脇からいじっていたアイナと桐生の手が、中を穿っていた高崎の腰が、ぴたりと動きを止める。

「え...?」

突然責めから解放された詠美は戸惑いつつもほっとして、徐々に体の強ばりを解いていく。

そうして詠美の体が落ち着くと、それを見計らって三人は責めを再開する。

「やぁ...い、いっ...!...ううう...」

最初は困惑するばかりだった詠美が、寸止めを繰り返されるうちに焦れるような呻きを漏らし始める。

これまで散々味あわされてきた「無理矢理イかされる苦しみ」とは真逆の、「イかせてもらえない苦しみ」。

弱点を執拗に刺激され、肉体はどんどん上り詰めて...しかし弾ける寸前で快感は威力を失い、そこへ辿り着くことができない。

体の中に熱がくすぶり続け、もどかしくて切なくてどうにかなりそうで。

イきたくなんかないのに、体に触れられることすら嫌なはずなのに、「イかせてほしい」と懇願してしまいそうになるーーー。

心と体の矛盾に翻弄され、むずがるように呻いて身をよじる少女を嘲笑うように、やがて桐生とアイナは完全にその体に触れることを止めてしまった。

高崎だけが少女の中に居座ったまま、腰を振り続ける。

くすぶる熱の解放を求める肉体がそこへ上り詰めるためには、体内を穿つこの肉棒から与えられる快楽に縋るしかない。

だが、少女の幼い肉体はまだ内側だけで絶頂はできない。

その扉に手はかかっているのだが、開くまでにはもう少し時間ときっかけが必要だった。

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