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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第2章 誘い込まれた少女たち
男の手の動きでスカートがめくれ、足の付け根に近い場所までが露わになる。
けれど、美奈緒は逃げなかった。
ゾク、ゾク、と沸き起こる震えが、これ以上の事態が己の身に降りかかることを望んでいた。
桐生は感心したように「ほう」と呟いた。
「君みたいな子は珍しいな。...名前は何て言ったかな?」
「あ...阿久津、美奈緒です」
「美奈緒か。お前はきっと滅多にいない淫乱だ...楽しみだな」
耳の中にそんな言葉を吹き込まれ、美奈緒はまた「あっ」と喘いでしまう。
「敏感だな。...あっちは詠美だったな?」
「は、はい...詠美です。若梅詠美...」
美奈緒が親友の名前を告げると、桐生なゆっくりと立ち上がる。
そして、高崎に捉えられたままの詠美を見据えて、言った。
「さあ...お前たちの『仕込み』を始めようか」