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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第2章 誘い込まれた少女たち
「な...」
「私の書いた小説、ずいぶん熱心に読んでくれてるみたいじゃん?」
美奈緒は恥ずかしさのあまり、何も言えずうつむいた。
リツカが書いているのは、いわゆる官能小説だ。
想像で書いているのか実体験を元にしているのかはわからないが、高校生にしてはなかなかの文才の持ち主で、主人公の少女が色々な男たち(時には女性とも)と関係を持っていく様子をエロティックに書き上げる。
ただし、いくら上手くてもそんなものを部誌には載せられないので、提出した原稿は毎回ボツになる。
しかし部長や顧問に何度説教をされても、リツカは懲りずに己の作風を貫いている。
そして美奈緒は...そんなリツカの書く官能小説のファンだった。
部のパソコンからリツカの作品のデータのコピーを取り、家でこっそり楽しんでいたのだが...それが本人にバレているとは思わなかった。
「私が書くのって、女の子がむりやりエッチなことされて嫌がりながら、最後は思いっきりイッちゃう、みたいなの多いじゃん?自分ではワンパターンかなとは思ってるんだけどー。
でも美奈緒はそういう、強引にエッチなことされるの好きなんじゃないの?」
「好き...とか、そういうわけじゃ...あっ」
言い訳をする美奈緒の胸を荒っぽく揉みながら、リツカは自分の小説の中の男たちよりも強引な口調で言い切った。
「とにかくさー、二人で行ってきてよ。よろしくね?頼んだからね?」
大人しく気の弱い後輩二人は、「はい」と答えるより他なかった。