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強姦魔
第12章 悪魔の来襲
「気分はどうかな?」
気がつくと、手錠を掛けられ、ソファーに寝かされていた。
「こ、これは何よ!」
「まあ、そう怒るなよ」
男は隣で勝手に水割りを作って飲んでいた。
「冗談はやめて、あっ、痛っ……」
雪江は飛び起きて男に突っかかろうとしたが、逆に男に突き飛ばされ、ソファーから転げ落ちてしまった。
「な、何をするのよ」
ソファーとテーブルに挟まれて狭い上、雪江は体が痺れているので力が入らず、手錠を掛けられているので、ひっくり返されたカエルのようにもがくだけで、起き上がれない。
「はいよ」
「あ、や……」
男は雪江の口におしぼりを押し込んできた。
「ちょっと待ってろ。水割りを飲んだら、相手をしてやるから」
「うぐうぐ……」
もがけばもがくほど、スリットの入ったドレスは裾が乱れ、太腿の奥まですっかり露わになっていた。
「Tバッグか、よく見えるぜ」
「ふ、ふ(ふざけないで)……」
雪江は裾を押さえようとしたが、狭くてどうにもならない。
ニヤニヤ笑っていた男はグラスをテーブルに置くと、「さてと」と言って雪江の手を掴むと、「よいしょ」と引き起こした。