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前戯指南
第2章 前戯指南
舌が奥まで到達すると、エルカは晴臣から舌を離すことなく首筋まで行く。
「晴臣くんの首筋って、色白で美味しそう……。食べちゃいたいくらい綺麗だよ」
エルカはそう言って晴臣の首筋に吸い付く。
「あぁ……! あの、痕とかは……」
「大丈夫、キスマークなんてつけないよ」
1度顔を上げて言うと、晴臣の首筋を何度も啄みながら下へ行く。

薄い胸板を片手で撫で回し、口ではリップ音を立てながら刺激していく。晴臣が小さく呻くと乳首を吸い上げ、撫で回していた手でコリコリとつまみあげる。
「う、ぁ……俺、男なのに……」
乳首を刺激されて感じてしまい、困惑した晴臣は身じろぎをする。

「こーら、じっとしてってば。乳首で感じるのは、女の子だけじゃないんだよ。ていうか、性感帯って意外なところにあったりするから。ま、そこは彼女さんと探り合いするといいかもね」
エルカは両手で乳首をこねくり回りながら言うと、今度は指先を腹に這わせる。
「んんっ……!」
「指先でなぞられるの、気持ちいでしょ? でもこれ、多用は禁物ね。何回もやるとくすぐったいし、ムードがないとただのくすぐりと変わらないから」
分かった? と顔を覗き込まれ、晴臣は小さく頷く。

「じゃあ次ね。おなかも意外と感じたりするものなんだよ」
エルカは耳に髪をかけると、晴臣のおなかを何度も吸い上げる。まだ少し濡れている彼女の髪が、晴臣の脇腹を撫でる。
「うわぁっ!?」
半信半疑だった晴臣は、感じたことに驚いて大きな声を上げてしまう。

「どうしたの?」
エルカは不思議顔で彼を見る。
「いや、あの……おなかでこんなに感じると思ってなくて……」
恥ずかしさのあまりもじもじしながら言うと、エルカはニィっと口角を上げた。

「晴臣くんは本当に可愛いね。色々教えこみたくなっちゃうくらい」
「え……?」
サディズムがチラつくエルカの笑顔に、晴臣の瞳は不安に揺れる。
「そんな顔しないでよ、最低限のことしか教えないから」
エルカはそう言って晴臣の横に寝転ぶ。
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