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前戯指南
第2章 前戯指南
晴臣はスポンジをボディーソープの隣に置くと、髪を洗った。普段はすぐに流してしまうが、コンディショナーをつけたまま、躯を洗う。
(そんなに汗とかかいてないけど、これで匂いとか大丈夫かな……)
晴臣はコンディショナーと躯の泡を一気に流すと、湯船に浸かる。

「エルカさんも、入ったんだよな……」
隅に浮いている長い髪を見つけて呟けば、このお湯が一糸まとわぬエルカを包み込んでいたことを意識してしまい、耳まで赤くなる。
「何考えてんだよ、俺」
とたんに恥ずかしくなり、勢いよく湯船から出た。そのまま浴室を出て躯を拭くと、バスローブを羽織ってベッドへ行く。

「ふふ、真っ赤ね。緊張してるのは分かるけど、髪くらい拭きなよ」
「あ、すいませんっ!」
晴臣は洗面台に戻ると、フェイスタオルで水分をとってからドライヤーで大雑把に乾かした。再びベッドへ行くと、エルカはベッドの真ん中より少し奥に寝転んでいる。

「おかえり。じゃあさっそく始めようか」
エルカは妖艶な笑みを浮かべながら、ベッドの中央を叩く。晴臣はうわずった返事をすると、ゴクリと唾を飲み、ベッドの中央に正座する。
「ぷっ、あはははっ! そんなかしこまらないでよ」
「だって、どうしていいか分からなくて……」
晴臣は恥ずかしそうに俯きながら言う。

「まずは私がお手本見せるから、晴臣くんはリラックスして仰向けに寝て」
「は、はい……」
晴臣は言われた通り仰向けになると、大きく息を吐く。
「晴臣くんは何もしなくていいからね」
エルカは甘くとろけるような声で言うと、晴臣の耳にしゃぶりつく。
「ひゃうっ!?」
驚いて躯を強ばらせると、エルカは子供をあやすような手つきで、彼の頭を撫でる。

「大丈夫だから、全部私に任せて。声も、我慢しなくていいからね?」
エルカは囁くように言うと、甘い吐息を零しながら、凹凸にそって晴臣の耳を舐めていく。
「んっ……ふ、はぁ……」
晴臣は声を出すまいと唇を固く閉じるが、慣れない快楽にどうしても声が漏れてしまう。
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