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本日も中出し日和
第10章 コロナにて
 私はダンナの隣に腰掛け、4人目がミルクを飲み終わるのをダンナと一緒に見届けた。


 頭を支えた縦抱きにして、小さな背中をゲップが出るまで優しく叩くダンナを見ながら、私は「幸せだなぁ」と素直に思った。


 ベビーベッドに寝かせ、スヤァしたのを確認すると、ダンナは抜き足差し足でコチラに戻ってくる。
 そしてドサッと椅子に腰掛け、私の方をチラリと見つめた。
 その顔は、なぜか照れ臭そうだった。


「4号産まれたし、これからまた5号が産まれてくんのに、こんなん言ってる場合じゃないって分かってるんやけど…」

「うん?」
 
「明日から3日間…久しぶりにガキ共が学校行って家におらん間に、単3と2人きりになれんのが嬉しい」

 あ、4号もおるけど。って、慌てて訂正するダンナが可愛かった。



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