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本日も中出し日和
第3章 洗面所にて
 いつもより浅いところで、ダンナのモノがドクンドクンと熱いものをブチ撒けている。
 
 私はイケなくて、正直ちょっと物足りなかった。
 身体の芯が燻っていて辛い。

 でもその時、向こうからペタペタペタペタと足音が聞こえてきた。
 末っ子が私を呼んでいる。
 慌てて返事しようとした私をダンナが制止した。




「いま完全に女の顔してるから、ゆっくり風呂入って切り替えてから出といで」




 そう言うとダンナは私から引き抜き、後始末もしないままズボンをたくしあげ、何度も私を呼んでいる末っ子に返事をした。



「ママは風呂やで!」



 洗面所から出て、扉をピシャンと締めたダンナ。
 向こうでダンナが末っ子を抱き上げた気配が伝わってくる。
 末っ子と一言二言会話して、末っ子がキャキャキャッと笑い声を上げた。
 上二人の声も聞こえる。
 父親の顔に戻ったダンナの声がする。
 さっきまで、ここであんなことを私としていたダンナの…。



 垂れ出た精液が溢れて、床にポタポタッと落ちた。
 


 燻りが残っているから、終わったばかりなのに、また抱かれたくなるのだろうか。
 鏡に映る、頬の紅潮した自分の顔を見つめてから、私は風呂に入った。



 そして私はどこもかしこも敏感なままの身体を清めながら、考える。
 このあと母親の顔にもどったら、今晩どうやって子供達を早く寝かせて。
 今晩どうやってまたダンナを男の顔にさせられるかな、なんて。
 燻り続ける身体を疼かせながら…。




 洗面所にて おしまい。




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