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本日も中出し日和
第5章 子供部屋にて
「あ、あの…イクときは抱き締めてほしい…」


 前戯してもらってないからせめてそのくらい、と思って懇願したが、ダンナは首を横に振った。
 上半身を起こした正常位で、私を見下ろしている。


「ちゃんと可愛く言えや、可愛く」


 今更ながら恥ずかしくなる。
 私は言われたとおり、可愛く…を努めて言った。


「あ…アナタがイクときは、私を抱き締めといて欲しいねん…」

「アカン!もっと可愛く!」

「…アナタがイクとき…私を抱き締めて…いて欲しいの。こうやってアナタが離れたままだと…寂しいから…」


 ダンナがゆっくり腰を動かしながら、私をジッと見てる。
 言いなれない言葉が恥ずかしいやら、不安やら。


「…これじゃあかんかった?」


 確認した私に、ダンナはようやくハハッと笑ってから、わたしの希望通り、ギュッと力強く抱き締めてくれた。


 挿入したときから爆発寸前だったからなのか、あまり大きくは腰を動かさないで、ダンナが言った。


「めっちゃ可愛い。愛してる」


 一番深くにギュッと押し込めるようにして、ダンナはイッたみたいだった。


 ダンナの心臓の音と同じように、繋がったところも力強く脈を打っていた。




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