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人妻 玲子の白日夢  「夜の遊園地」
第10章 エピローグ
私は答える変わりに小説の続きを口にする。

「後ろからずんずん突き上げられ、私はまた快楽の崖を上っていきます。来て。。。いきたい。。。あっ。。。!」

菅原は私の声に応えるように、ズブリと私の中に身体を沈めてくる。久しぶりに受け止める男の身体。

あっ。。。!気持ち、いい。。。

「玲子さん。。。続けて。。。」

「......1人の男が果てると、次の男が......私の側に...横たわります。既に男のそこは...禍々しいほどそそり立ち、天を......仰いでいます。

三枝は...私を......支えるように立たせると、横たわる男に...跨がるよう無言で合図......します。 

私が躊躇...していると、一言、静かに......命じます。

『乗って。』」

菅原は私から一度身体を抜くと、小説をなぞるように、仰向けに横たわる。

「玲子さん、乗って。」

私はスカートの裾を広げ、菅原の下半身を跨ぐように両足を開く。菅原の昂りを自分の襞に導き、そのままゆっくり腰を落とす。

「あん。。!」

菅原は下から私を突き上げながら、焦れたようにセーターの中に手を差し入れ、乳房をまさぐる。私は自分からセーターを脱ぎ、ブラジャーを外して、菅原の掌を受け止める。

「騎乗位で...貫かれている私の両胸に、......左右から別の......男の唇が......寄ってきます。1人は舌で......、1人は歯で、私の......乳首を......苛んでいきます。

鋭い快感が......身体を走り、男を......飲み込んでいる部分が、ぎゅっと締まる......のが分かります。」

身体を貫かれながら、意味のある言葉を発することが難しくなってくる。快感の渦に飲まれ、そのまま、ただ意味のない声で叫びたくなる。

菅原は、私に身体を埋めたまま、ぐっと上半身を起こすと、剥き出しになった乳首を唇に含む。きゅっと甘く歯を立てられ、私は後ろにのけぞる。

「菅原さん、もうダメ。話の続き、言えない。。気持ち良くて......、ハァ、ハァ、アン......、もう、無理。。。」

「玲子さん。玲子。。。いいよ、もう。俺がしたいようにするから。貴女は、ただ、感じていて。。。」

そこからは、菅原の愛撫に身を任せ、感じるままに、声をあげ続ける。いつ果てるともなく犯され続けた小説の中の玲子のように。。。
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