この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
『Room 』
第10章 旅行
芝浦に連絡を取り、しばらく【Room】への参加は辞退した。
やはり渋っていたが、洋平が第一と、無理矢理納得させた。
俺は、意を決して千秋達に洋平の話をすることにした。
やつらも洋平は、実の弟の様に大切にしてくれる。
「…と言うわけなんだ。」
「そう…だったのか。」
「でも、なぜ今になって?」
「たしかに。朋の部屋で泊まった事もあったよな?」
「たぶん、気が緩んだんじゃない?恋人も出来て順風満帆な感じにホッとしたのかも…」
「でも、本人が自覚するのはまだ良いとして、意識の無いときにやった事って怖いよね。」
じっと全員の話を聞いていた洋介は、ぷっと吹き出した。
「なによ?」
千秋が睨む。
「やっぱ、お前らに話して良かったと思ってな。洋平の事をこんなに真剣に考えてくれる。」
そこで、一度言葉を切ると深々と頭を下げた。
「ありがとう。」
やはり渋っていたが、洋平が第一と、無理矢理納得させた。
俺は、意を決して千秋達に洋平の話をすることにした。
やつらも洋平は、実の弟の様に大切にしてくれる。
「…と言うわけなんだ。」
「そう…だったのか。」
「でも、なぜ今になって?」
「たしかに。朋の部屋で泊まった事もあったよな?」
「たぶん、気が緩んだんじゃない?恋人も出来て順風満帆な感じにホッとしたのかも…」
「でも、本人が自覚するのはまだ良いとして、意識の無いときにやった事って怖いよね。」
じっと全員の話を聞いていた洋介は、ぷっと吹き出した。
「なによ?」
千秋が睨む。
「やっぱ、お前らに話して良かったと思ってな。洋平の事をこんなに真剣に考えてくれる。」
そこで、一度言葉を切ると深々と頭を下げた。
「ありがとう。」