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『Room 』
第10章 旅行
このペンションのオーナーが昔はレストランのシェフをしていたらしく、リーズナブルな割には夕食は豪華だった。
「幸せぇ~」
女性陣は、うっとりと料理を堪能している。
たしかに見た目も美しい料理達は五感全てが満足させられる。
洋平も先ほどの事を忘れたかの様に夢中で食べている。
食事も終わり、しばし談話室で談笑していたが洋平がウツラウツラし始めたのを切っ掛けに部屋へ引き上げる事になった。
男女で別れる部屋だが、洋平以外は一つの部屋に集まる。
「さて、いよいよだな。」
朋が全員を見回してニヤリとする。
「ああ、もう少しだ。深い眠りの時に奴はでる。」
「洋介…」
茜は不安そうに俺を見る。
安心させるように茜の頭に手を置き、微笑んで大丈夫といってやる。
その後、洋平が深い眠りにつくまで全員が声を出さずにただ待っていた。
静かな空間に他の客だろうか、廊下から談笑と足音だけが聞こえる。
「幸せぇ~」
女性陣は、うっとりと料理を堪能している。
たしかに見た目も美しい料理達は五感全てが満足させられる。
洋平も先ほどの事を忘れたかの様に夢中で食べている。
食事も終わり、しばし談話室で談笑していたが洋平がウツラウツラし始めたのを切っ掛けに部屋へ引き上げる事になった。
男女で別れる部屋だが、洋平以外は一つの部屋に集まる。
「さて、いよいよだな。」
朋が全員を見回してニヤリとする。
「ああ、もう少しだ。深い眠りの時に奴はでる。」
「洋介…」
茜は不安そうに俺を見る。
安心させるように茜の頭に手を置き、微笑んで大丈夫といってやる。
その後、洋平が深い眠りにつくまで全員が声を出さずにただ待っていた。
静かな空間に他の客だろうか、廊下から談笑と足音だけが聞こえる。