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降りしきる黄金の雫は
第16章 16 結実
岡田先輩も仕事帰りに毎日果物をもってやってくる。

「ほら、ビワだぞ。ビワはなあすっごい身体に良いんだぞ。葉っぱにも効果があってな――」

紙袋からビワを取り出し、紙皿にのせ、それからステンレスの水筒を取り出し、コップに黄色い液体を注いだ。

「ビワ茶ってがんに効くらしいんだ」
「ありがとうございます」

「ちゃんと飲めよ。そうだ、ビワの皮剥いてやろう」
「いいですよ。剥けますって」

「ん、そうか」

食欲はもうあまりなく、果物なら美味しく食べられるという僕に彼は毎日、色々な種類の果物を効能を話しながら与えてくれ、食べるとほっとして帰る。
そのおかげでしばらくは小康状態が続いた。
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