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監禁束縛〜裏切りと暗殺者の最期〜
第6章 壊れた心
「……いずれシェリルもロザリーも処刑する。あの世とやらで再会するまでしばらく会えねぇんだ…心残りがないようちゃんと別れを告げとけよ」

ノエルはそれだけ言うと出て行った。

(……やってる事(無理矢理してる性行為の事)は最低だけど…最期だからって色々希望聞いてくれたりするなんて…なんかよく分からん人だな)

アンリはそう思っていた。
少し休憩してからアンリは休憩前に書いた手紙を持ってシェリルの前の部屋に向かった。
心の準備をしてから扉をノックしてから部屋の中に入った。
部屋にはシェリルだけが居てシェリルは涙目でベッドに座っていた。

「えっ?しぇ、シェリルちゃん…どうしたのッ!?」

泣いているシェリルにアンリは慌て手近寄った。

「の、ノエルさんから、聞いたッ……この屋敷の事…アンリ君の処刑の話…ッ」

「……そっか…急な話でごめん…俺、弱い人間だから……もう耐えれそうにないんだ。あんな映像見せられてシェリルちゃん達を無理矢理犯して…痛くて痛くてたまらないんだ…胸が。それに俺、そろそろ処刑の日近かったらしいから……ちょっと早くなっただけだよ」

「あ、アンリ君…」

アンリは苦笑いを浮かべ、シェリルは辛そうな表情をしていた。

「……シェリルちゃん、俺…キミに話しておきたい事手紙に書いてきたんだ。聞いてくれる?」

「ッ……う、うん…」

「ありがとう」

アンリは手紙を出すと読み始めた。

【シェリルちゃんへ
手紙は初めて書くので少し緊張してます。
初めて書くのが人生最後の手紙だなんてちょっと複雑です(苦笑)
俺が初めてキミを見たのは5年前…まだ俺か10歳でシェリルちゃんが6歳の頃で俺が組織に連れて来られた日の事でした。

俺は初めてキミを見た時正直あんなちっちゃい子が暗殺者だなんて信じられませんでした。でもキミは既に研修期間を半年前に済ませており立派な暗殺者としてみんなから評価されてました。
最初の頃はただ単に尊敬の眼差しで見ていました。

初めて話をした時はお互い緊張しててあんまり上手く話せなかったけど段々慣れてきて今では兄妹のように話せる仲になりましたね。
俺がキミと肩を並べる(と言っても実力はまだまだ下だったけど)程に成長したのはそれから一年後の事でした。

最初の頃は仕事上では先輩だけど可愛い妹のように思ってました。
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