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ご褒美はキミ
第2章 お弁当の代わりに

「そ、そんなことないです。……あまり高いものばかりお願いされると困りますが」
「ありがとう!」
「えっ?……きゃあ!」
豊先輩が、勢い良く私に抱きついてきた。
衝撃で後ろに倒れそうになったところを、高志先輩と充流先輩が支えてくれる。
それでも豊先輩の勢いには勝てなくて、そのまま四人で倒れてしまった。
「大丈夫?」
「はい、」
振り向こうとしたら、思ったより近くに充流先輩の顔があった。
「どこも痛くない?」
高志先輩の唇が頬に当たる。
「あの、ありがとう……ゴザイマス」
「ごめん、勢いつけ過ぎた」
眼の前には、豊先輩の真っ直ぐな瞳。
「いえ……」
間近に迫る先輩たちの端正な顔と密着した体に煩いくらいに心臓が鳴り始めて、恥ずかしさのあまり顔が熱くなっていく。
「ありがとう!」
「えっ?……きゃあ!」
豊先輩が、勢い良く私に抱きついてきた。
衝撃で後ろに倒れそうになったところを、高志先輩と充流先輩が支えてくれる。
それでも豊先輩の勢いには勝てなくて、そのまま四人で倒れてしまった。
「大丈夫?」
「はい、」
振り向こうとしたら、思ったより近くに充流先輩の顔があった。
「どこも痛くない?」
高志先輩の唇が頬に当たる。
「あの、ありがとう……ゴザイマス」
「ごめん、勢いつけ過ぎた」
眼の前には、豊先輩の真っ直ぐな瞳。
「いえ……」
間近に迫る先輩たちの端正な顔と密着した体に煩いくらいに心臓が鳴り始めて、恥ずかしさのあまり顔が熱くなっていく。

