この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご褒美はキミ
第8章 欲しいのはキミ ①
背もたれを倒せない代わりに、ソファの足元にオットマンが繋げてられていった。
そうして出来たダブルベッドくらいの空間に、充輝先輩がそっと私を下ろしてくれる。
「居眠りなんだから、目を閉じろよ?」
言われて、ゆっくりとまぶたを下ろした。
けれど充輝先輩の体が離れていく感覚に、慌てて眼を開けて首に腕を絡めなおす。
「っ……何?」
「だって……」
言葉に詰まって、さらに強く抱きついた。
ずっと先輩たちと触れ合っていた。
いつも誰かが私を抱きしめて支えてくれた。
だから、充輝先輩が離れていって一人になるのだと思うと、急に心細くなって不安になってしまったのだ。
「寂しい?」
言われて素直に頷いた。
充輝先輩は嬉しそうに眉を潜めて笑うと、私の頭を掴んで深いキスをした。
そうして出来たダブルベッドくらいの空間に、充輝先輩がそっと私を下ろしてくれる。
「居眠りなんだから、目を閉じろよ?」
言われて、ゆっくりとまぶたを下ろした。
けれど充輝先輩の体が離れていく感覚に、慌てて眼を開けて首に腕を絡めなおす。
「っ……何?」
「だって……」
言葉に詰まって、さらに強く抱きついた。
ずっと先輩たちと触れ合っていた。
いつも誰かが私を抱きしめて支えてくれた。
だから、充輝先輩が離れていって一人になるのだと思うと、急に心細くなって不安になってしまったのだ。
「寂しい?」
言われて素直に頷いた。
充輝先輩は嬉しそうに眉を潜めて笑うと、私の頭を掴んで深いキスをした。