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ご褒美はキミ
第8章 欲しいのはキミ ①
抱きしめてくれる腕を失って、心細くて高志先輩へと手を伸ばした。
高志先輩は手のひらにキスをして、手首の脈打っているところにもキスをして、腕の内側を啄みながら少しずつ近づいてきた。
肩、鎖骨、首筋へとまた少し近づいて、唇を外して焦らすようなキスをしてから、鼻を啄み、まぶたにそっと唇を落とす。
「閉じてくれないと、先に進めないだろ?」
ドキドキしながら眼を閉じたけれど、それ以上をしてくれる気配がない。
そっと開くと、高志先輩はシャツを脱いでいた。
その姿が色っぽくてドキリとした。
鍛えぬかれて六つに割れたお腹が姿を現す。
きれ…ぃ……
充輝先輩と豊先輩はすでに上半身を晒しているけれど、触れ合う肌に翻弄されるばかりでまともに見る余裕なんてなかった。
だから、こんなにも美しいものだって気づかなった。
高志先輩は手のひらにキスをして、手首の脈打っているところにもキスをして、腕の内側を啄みながら少しずつ近づいてきた。
肩、鎖骨、首筋へとまた少し近づいて、唇を外して焦らすようなキスをしてから、鼻を啄み、まぶたにそっと唇を落とす。
「閉じてくれないと、先に進めないだろ?」
ドキドキしながら眼を閉じたけれど、それ以上をしてくれる気配がない。
そっと開くと、高志先輩はシャツを脱いでいた。
その姿が色っぽくてドキリとした。
鍛えぬかれて六つに割れたお腹が姿を現す。
きれ…ぃ……
充輝先輩と豊先輩はすでに上半身を晒しているけれど、触れ合う肌に翻弄されるばかりでまともに見る余裕なんてなかった。
だから、こんなにも美しいものだって気づかなった。