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ご褒美はキミ
第9章 欲しいのはキミ ②
「次、嫌がっても、暴れて拒絶しても、もう止まらないって。忘れた?」
高志先輩がはっと息を吐き出した。先輩の頬を伝う汗が私の頬にポトリと落ちる。
「ずっと…ずっとこうしたかった。真帆が欲しくて……もう無理だよ」
その掠れた声に答えるように体の奧が疼く。
高志先輩がまた押し進めて、熱い息を吐きながら唇を重ねてきた。
おずおずと探るように貪られて、すがりつくように舌を絡めていた。
そうしていると体を引き裂かれる痛みと圧迫感が少し和らいだ気がして、夢中になって高志先輩の首に腕を絡めてしがみつく。
このまま食べられてしまってもいい……
心のどこかで、それを望んでいた。
「独り占めは禁止だろ。それだと真帆に触れない」
充輝先輩が不機嫌そうに唸る。
「……ちっ」
高志先輩は乱暴に口の中をまさぐると、大きな音をたてて離れていった。
高志先輩がはっと息を吐き出した。先輩の頬を伝う汗が私の頬にポトリと落ちる。
「ずっと…ずっとこうしたかった。真帆が欲しくて……もう無理だよ」
その掠れた声に答えるように体の奧が疼く。
高志先輩がまた押し進めて、熱い息を吐きながら唇を重ねてきた。
おずおずと探るように貪られて、すがりつくように舌を絡めていた。
そうしていると体を引き裂かれる痛みと圧迫感が少し和らいだ気がして、夢中になって高志先輩の首に腕を絡めてしがみつく。
このまま食べられてしまってもいい……
心のどこかで、それを望んでいた。
「独り占めは禁止だろ。それだと真帆に触れない」
充輝先輩が不機嫌そうに唸る。
「……ちっ」
高志先輩は乱暴に口の中をまさぐると、大きな音をたてて離れていった。