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ご褒美はキミ
第2章 お弁当の代わりに

四人で絡まっていたことを、その時の私の格好を、意識しているのは私だけみたいだった。
充輝先輩が豊先輩を私から引っ張り剥がすと、そのことに豊先輩が怒って、二人はじゃれあい始めた。
高志先輩はそんな二人を気にすることなく、私の服が乱れていないか細かくチェックして整えてくれる。
豊先輩はスカートの中が見えていたはずなのに、そのことに触れる気配もない。
それどころか、気づいていなかったみたいで……
あれだけしっかりと捲れていたのに、見えていなかったなんてことないよね?
それでも、いつも感情のままに行動する豊先輩が何の反応も示さないから、見なかったんだって思うことにした。
絡まって倒れたことだって、きっとなんでもない
……よね?
…………。
ええいっ、忘れちゃえっ!
充輝先輩が豊先輩を私から引っ張り剥がすと、そのことに豊先輩が怒って、二人はじゃれあい始めた。
高志先輩はそんな二人を気にすることなく、私の服が乱れていないか細かくチェックして整えてくれる。
豊先輩はスカートの中が見えていたはずなのに、そのことに触れる気配もない。
それどころか、気づいていなかったみたいで……
あれだけしっかりと捲れていたのに、見えていなかったなんてことないよね?
それでも、いつも感情のままに行動する豊先輩が何の反応も示さないから、見なかったんだって思うことにした。
絡まって倒れたことだって、きっとなんでもない
……よね?
…………。
ええいっ、忘れちゃえっ!

