この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ご褒美はキミ
第10章 エピローグ
「どうして欲しい?真帆に従うよ」

高志先輩が後ろから頭を撫でてくれる。その手にすがるように振り返った。

「辞めないで下さい」

「そしたら、会っちゃうよ」

豊先輩は変わらず私の体を見つめたまま呟いた。

「会わないなんてイヤです。ずっと一緒にいたいです。今のままが、いいです」


会えなくなる。
先輩たちがバラバラになってしまう。

それがツラくて深く考えずに言ってしまっていた。
……多分私には学習能力がないのだと思う。


「……本当に?」

充輝先輩が顔を覗き込んできた。
涙を拭いながら頷くと、そっと優しく抱き締めてくれる。

「真帆も同じ気持ちで嬉しいよ」

にっこり…と言うよりもにったりと微笑まれて、警戒心がもたげる。

わ…たし、何を……言ったの?



「ありがとう」

高志先輩が額にキスを落とした。
/188ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ