この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご褒美はキミ
第3章 そして始まる
皆から揉みくちゃにされながら頑張ってメールしてくれたのだと思うと、自然と顔がにやけた。
……カワイイかも。
そんなこと先輩たちに言ったら拗ねてしまうけれど、その可愛さが嬉しくて、じんわりと心が暖かくなる。
ついさっきまで先輩たちの笑顔がツラくて、寂しくてしかたなかったのに。
単純だ……。
先輩たちの愛情を感じただけで、こんなにも簡単に気持ちが浮上するなんて。
苦笑しながら、豊先輩の冗談に[嬉しいです]って打ち込んだ。
その後に続く文は、充輝先輩や高志先輩と一緒。
[お泊りセットを取りに家に戻ります。
時間がかかるので、たくさん揉みくちゃにされていてくださいね♪
みんなに内緒の二次会、楽しみにしています]
メールを送り終えた後もまだ、顔はにやけたままだった。
……カワイイかも。
そんなこと先輩たちに言ったら拗ねてしまうけれど、その可愛さが嬉しくて、じんわりと心が暖かくなる。
ついさっきまで先輩たちの笑顔がツラくて、寂しくてしかたなかったのに。
単純だ……。
先輩たちの愛情を感じただけで、こんなにも簡単に気持ちが浮上するなんて。
苦笑しながら、豊先輩の冗談に[嬉しいです]って打ち込んだ。
その後に続く文は、充輝先輩や高志先輩と一緒。
[お泊りセットを取りに家に戻ります。
時間がかかるので、たくさん揉みくちゃにされていてくださいね♪
みんなに内緒の二次会、楽しみにしています]
メールを送り終えた後もまだ、顔はにやけたままだった。