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ご褒美はキミ
第3章 そして始まる
先輩たちは口許を綻ばせてお互いの顔を見ると、一斉に私のグラスを鳴らした。

「「「かんぱーいっ」」」

それからお互いのグラスをぶつけ合って、美味しそうに飲み干していく。

「くわー、うまいっ」

豊先輩の幸せそうな笑顔を見てから、私も一口だけ飲んだ。

「美味しい?」

高志先輩が顔を覗き込んでくる。

ち、近い!

「は……い、甘くて美味しいです」

「良かった」

高志先輩は私の動揺に気づく様子もなく、ニッコリと微笑んだ。

二十歳の誕生日を迎えた時、私にお酒を教えてくれたのは先輩たちだった。
だから私が、ビールや日本酒も、他のお酒も、苦いし匂いがダメで飲めないことを、先輩たちは知っている。
それでも一緒に楽しみたくて、お酒が飲みたいんだってことも。
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