この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご褒美はキミ
第4章 絶対に従うこと
「むしろ、嬉しいっていうか……、」
言っていて、恥ずかしくなってきた。
でも、本当のこと……。
「真帆っ」
「えっ、……あっ」
豊先輩が突然立ち上がって抱きついてきた。
「伏せっ」
充輝先輩が豊先輩をねじ伏せる。
「次、サイコロふるまで、起きちゃダメだろ」
充輝先輩に言われて、豊先輩は渋々寝転びなおした。
先輩たちのスキンシップは激しいこともあるけれど、それをイヤだって思ったことはない。
時々困るけれど……、
例えば、今みたいな不意打ちとか、
昼間に先輩たちと絡まって倒れた時とか、
さっきソファで充輝先輩に抱きつかれた時とか……
少しずつ、体が熱くなる。
あれくらい、なら……
サイコロがゆっくりと手から離れて“2”で止まった。
つまり、二分。
言っていて、恥ずかしくなってきた。
でも、本当のこと……。
「真帆っ」
「えっ、……あっ」
豊先輩が突然立ち上がって抱きついてきた。
「伏せっ」
充輝先輩が豊先輩をねじ伏せる。
「次、サイコロふるまで、起きちゃダメだろ」
充輝先輩に言われて、豊先輩は渋々寝転びなおした。
先輩たちのスキンシップは激しいこともあるけれど、それをイヤだって思ったことはない。
時々困るけれど……、
例えば、今みたいな不意打ちとか、
昼間に先輩たちと絡まって倒れた時とか、
さっきソファで充輝先輩に抱きつかれた時とか……
少しずつ、体が熱くなる。
あれくらい、なら……
サイコロがゆっくりと手から離れて“2”で止まった。
つまり、二分。